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ブルーマウンテンコーヒーの淹れ方 | 美味しさを引き出すドリップレシピ

ブルーマウンテンコーヒーは「コーヒーの王様」と称されるほど、多くのコーヒー好きに支持されている特別なコーヒーです。上品な香りと、酸味・コク・甘味のバランスが絶妙で、一度飲むと忘れられない味わいに魅了されます。

この記事では、ブルーマウンテンコーヒー豆を使ったドリップでの美味しい淹れ方を詳しく解説します。日常の一杯が特別な時間になる、そんなブルーマウンテンの世界をぜひご堪能ください。

ブルーマウンテンコーヒーとは?魅力と特徴

まずはじめに「ブルーマウンテン」とは、ジャマイカのブルーマウンテン山脈で栽培された高品質なアラビカ種コーヒー豆を指します。中でも「ブルーマウンテン No.1」は、その中でも最高等級の豆で、日本でも根強い人気を誇ります。

▼詳しい解説はこちら
ブルーマウンテンコーヒーの特徴 | 産地、歴史、味わいを解説

ブルーマウンテンの主な特徴

  • 香り:花のような華やかな香りと甘い香ばしさ
  • 味わい:酸味・コク・甘味がバランスよく調和
  • 苦味:控えめで、すっきりとした後味
  • 飲みやすさ:雑味が少なく、初心者からコーヒー好きまで幅広く支持

ブルーマウンテンの正しい淹れ方 美味しさを引き出すドリップ手順

ブルーマウンテンの魅力を最大限に引き出すには、豆の特性に合わせた丁寧なドリップが不可欠です。

ブルーマウンテン ハイロースト 中細挽き
中細挽きに挽いたブルーマウンテンコーヒー豆

準備するもの・条件

  • コーヒー豆:ブルーマウンテン No.1
  • 焙煎度:ハイロースト(中浅煎り)
  • 挽き方:中細挽き
  • 粉の量 :10g(1杯分)
  • お湯の量:160ml(粉重量の16倍)
  • お湯の温度:約92℃
  • 抽出レシピ:合計3回ドリップ(50ml→50ml→60ml)
  • 抽出時間:約2分

1. ドリップ前の準備(リンス)

ドリッパーとサーバーをあらかじめお湯で温めておくと温度が安定し、風味を逃しません。挽いた粉をドリッパーにセットし、軽く平らにならします。

ドリップの前にペーパーリンスをして紙の匂いを抑える
リンスをして紙の匂いを取り除き、器具を温める

2. 蒸らし(1回目のドリップ)

50mlのお湯をゆっくりと円を描くように粉全体に注ぎます。30秒ほど蒸らし、ガスを抜くことで雑味を防ぎます。

50mlをコーヒー粉に満遍なく注ぎ、蒸らすプロセス
1回目はコーヒー粉をしっかり蒸らす

3. 2回目のドリップ

再び50mlのお湯を同じく全体に注ぎます。この時、粉がしっかりと撹拌されるようにスピーディーに注ぐのがポイントです。

お湯の注ぐスピードを速めてコーヒー粉が撹拌されるように注ぐ
2回目でコーヒー粉を撹拌させる

4. 最後3回目のドリップ

残りの60mlを均等に注ぎます。

トータルの抽出時間は2分以内が理想。時間が長くなると過抽出となり、渋み・苦味が強く出るため注意しましょう。

残りの60mlを注いで2分程度で注ぎ切る
3回目で抽出時間が2分前後になるよう調整する

【淹れ方のコツ】味のブレを防ぐ3つのポイント

1. お湯の温度は92℃前後

温度が高すぎると苦味が、低すぎると酸味が際立ち、せっかくのバランスが崩れてしまいます。

2. 注湯は3回に分けてリズムよく

ブルーマウンテンの持つ繊細な香味を活かすためには、抽出スピードが重要です。淹れながらタイマーで計るのもおすすめ。

3. 焙煎度と挽き方を豆に合わせる

ハイローストの中細挽きがベスト。粗すぎると味が薄くなり、細かすぎるとえぐみが出やすくなります。

出来上がったドリップコーヒーを軽く揺らして混ぜる
完成したブルーマウンテンコーヒー

まとめ:ブルーマウンテンの淹れ方をマスターして特別な一杯を

ブルーマウンテンコーヒーは、ただ高級な豆というだけでなく、淹れ方によって真価を発揮する特別な存在です。正しい温度管理や抽出スピードを意識することで、驚くほど繊細で豊かな香味を楽しむことができます。

ご自宅で「コーヒーの王様」と称される味を再現し、極上のひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?

ブルーマウンテンコーヒーのドリップが完成

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